こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
今回は、よくある、ちょっとした誤解の話です。高齢者でも筋トレをした方がいいという事は多くの方がご存知かと思います。90歳になっても筋トレで筋力は増加します。しかし、筋トレをして、筋力が増えても歩けなくなる可能性はあります。
週3筋トレしても歩けなくなる
お客様80代男性の仮名Kさんは、私がお会いする前からマシントレーニングを2年間、週3回行っていました。レッグプレス、レッグエクステンション・カール、チェストプレス、ショルダープレスなどのマシントレーニングを行っていました。
しかし、ここまでしていても、家の中の移動も困難になっていました。歩くのに影響するほどの病気や怪我はありませんでした。しかし筋トレも順調に継続していたのに、この結果にKさんもショックを受けていました。
必要な要素は何か
歩くのに必要な要素は筋力だけではありません。平衡感覚、可動域、連動性など、いくつか考えられます。Kさんの場合は平衡感覚や可動域の問題はあまりなく。股関節の使い方の課題でした。2、3回のパーソナルトレーニングで随分歩くのがスムーズになりました。パーソナルトレーニング開始から2ヶ月ほどで外で散歩する程度は問題なくなりました。
1回のパーソナルトレーニングでも見違えるように変わることもあります。ちょっとしたことで問題解決することは少なくありません。もちろん全ての人が1回では効果は出ません。
ピンポイントの重要性
高齢な方な場合、いくら元気で体力がある人でも、50代の時よりは、トレーニングに使えるコストは少なくなっています。50代の時にはある程度、いろんな事を試す余裕がありますが、80代になるとそうはいきません。
ピンポイントに今の問題を解決するのに必要なものが、何か? そして足りない要素をしっかり補うことが、高齢な方だからこそ、とても重要です。
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