個人に合わせた高齢者トレーニング

こんにちは

シニア・高齢者トレーニングの瀧田です

個人に合わせたトレーニング

パーソナルトレーニングとは、個人に合わせたトレーニングを提供することです。具体的にどこまで私が合わせているかを今回のテーマにしようと思います。

「そこまで見てるんですね!」という話にもなるので書こうと思いました。

既往歴(病歴、怪我)

どんな持病があるか、病歴があるかは重要です。高齢な場合、何かしら持っていますし運動に影響する病気もあります。運動強度をどのレベルにするかを判断するのは勿論。腎臓に負担があればタンパク質摂取に制限があることも配慮して運動の方向性を決めなければなりません。

怪我の歴は、関節の可動域や動作に直接関わるので、どんな姿勢や道具を使うのが良いか?どこからアプローチするのが良いかを考え判断します。

スポーツ歴

高齢者にはあまり関係なさそうですが、私としては重要な要素です。どんな動作が得意だったか?どこの部位を酷使していたか?という情報は勿論大事ですが、もっと大事なのはモチベーションです。

高齢になると様々な動作に不安を覚え、生活動作から運動に至るまで自信を失っている方は少なくありません。そこを自信に変えるには昔得意だった事を思い出すことはモチベーションを上げたり維持するには重要な手がかりです。

性別

当たり前ですが性別によって身体的特徴が変わるので、どこからアプローチするかが変わります。ここは省略します。

性格?

私はデイサービスを始めとした介護施設で述べ1000名以上の方々に運動指導をしてきました。そこでよく分かりましたが、私たちの世代と生きてきた時代が違います。環境が違えば考え方も違います。同じ言葉で同じ考え方で接すれば、パーソナルトレーニングをする以前の問題でコミニュケーションがとれません。

時間配分

基本的にパーソナルトレーニングでは60分の時間を頂いています。しかし実際に運動をしているのは30分程度です。それ以外は雑談から相談まで色々です。人によってどんな時間配分がベストかは違うと思っているので、微調整しながら行っています。

身体機能(筋力・柔軟・姿勢・呼吸・連動など)

やっとそれらしい要素ですが、ここを見るのは当たり前なので詳細は今回は省きます。簡単にご説明すると、「各部位の筋力がどのくらいあるか?」「どのくらい関節をコントロールできているか?」「立っている姿勢、寝ている姿勢、歩いている姿勢は崩れていないか?」「呼吸を機能的に正しくできているか?」「連動して身体を使えているか?」などです。

これに関しては改めて書いていこうと思います。

最後に

パーソナルトレーニングの認知度は上がってきて、実際にサービスを受けている人も増えてきています。高齢者も同様ですが、高齢な人ほどパーソナルに、つまり個人に合わせてできた方が結果が出やすいと感じます。これまで多くの人と関わってきた経験でもそうです。

長くなったので今回はここまでにします。