足首を使えるようにして、歩きやすくする!

こんにちは

出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です

足首を使えるようにして、歩きやすくする!

私は80歳以上の方のトレーニングを比較的多くこなしてきましたが、そんな中で、歩行を改善させたいという方が少なくありません。

歩行では足首はとても重要な部位です。足首、足関節を動かさないで歩くのは難しいです。スキーのブーツを履いて歩いているような感じになってしまいます。

以前、80代男性のトレーニングをさせて頂いた時、歩くのがおぼつかない感じでした。歩行を見た時に、足首の動きが悪かったので、足首周りの筋肉が上手く動くように、軽いストレッチ、トレーニングなどを行い、力が入りやすくしました。その後は、軽く動くようになりました。

足首を機能させる

足首の周りには、腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、前脛骨筋、長腓骨筋、短腓骨筋など、様々な筋肉があります。そして、それぞれの筋肉が力が強かったり、弱かったり、緊張が強かったり、緊張が少なかったり、状態があります。

それぞれが、役割を果たしくれれば、身体は問題なく軽く動きますが、実際はそういきません。

簡単に言えば、サボっているところを動かせるようにする。全てを動かせるようにすればいいのです。

パーソナルトレーニングでは、最初に歩くところや姿勢を見せて頂き分析した上で、どこにアプローチするかを決めます。今回の男性の場合は、足首が目についたので、足首の筋肉を細かく使えるように刺激を与えて、歩きやすくなったということです。

筋力トレーニングが最優先ではない

今回伝えたかったのは、必ずしも筋力トレーニングが最優先ではない、ということです。

勿論、筋力トレーニングはパーソナルトレーニング内で実施します。筋力トレーニングは中長期的に結果を見込んで行うので、すぐその場で、改善したい場合には向きません。

目的と身体に合わせて最適なものをパーソナルトレーニングの度に選択して実施しています。

歩くのがおぼつかないからといって、スクワット、ウォーキングをしてもいいのですが、少し険しい道のりになってしまいます。