こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
最近、立ち上がりが悪くなってきた
歩くのが遅くなってきた
よく転ぶようになった
動作が鈍くなってきた
このようなことを日常で感じるようになって、ご相談頂くことが多いです。立ち上がりが悪くなったと感じれば、筋力が衰えてきたのではないか? と考え筋トレを始める方も多いでしょう。
しかし、筋トレをして筋肉をつけることの前にやった方がいい事があります。
機能を取り戻す
それぞれの筋肉や関節には、機能があります。その機能を果たしていれば楽に動くことができます。しかし機能を果たせていない場合、無駄に疲れたり、どこかに余計な負担をかけてしまいます。よく使えていない筋肉を使う。と言った表現をしますが、それに近いです。
機能を取り戻すことが、なぜ先なのか?
機能を取り戻すって?
例えば、イメージしやすいものですと、呼吸です。肋骨など呼吸に関わる関節、筋肉にも理想的な動きがあります。これを理想的な動きに近づけます。すると楽に呼吸ができるようになったりします。
他にも、歩き方。歩くことができても、わざわざ疲れる歩き方をしていたりします。綺麗な歩き方というよりは、現実的に効率のいい歩き方を思いまします。
このようなことを、身体の様々な筋肉、関節などにアプローチしていきます。
機能を先に取り戻した方がいい理由
- 安全に運動を行えるようになる
- 楽に運動をすすめられる
- そもそも、これだけで変わる
ざっとあげると、この3つになります。
最初の安全に運動を行えるようになる。ですが、健康の為に運動をしているのに、怪我をしては本末転倒です。安全に行う為の対策は必要です。
次に、楽に運動をすすめられます。これは高齢な方でなくても同じです。機能が不完全なまま運動するのは無駄に疲れてしまいます。高齢になるとこの要素が強くなると感じています。若い時よりも機能的な筋肉が減っています。
最後に、そもそもこれだけで変わる。というのは、最初にあげたトレーニングを始めるきっかけの4つ「最近、立ち上がりが悪くなってきた」「歩くのが遅くなってきた」「よく転ぶようになった」「動作が鈍くなってきた」
これが機能を取り戻すだけで、達成できることが多いです。パーソナルトレーニングと聞いて、筋トレをして筋肉をつけて、動けるようになるイメージをされる方もいらっしゃると思いますが、最初に行っているのは機能を取り戻すことです。そのあと筋トレや心肺機能を鍛える有酸素運動などを行っています。なので無理なく体力がない人でも安心してできます。