こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
スクワットだけでは一生歩ける身体になれない
近年、健康の為に筋トレをする人は増えています。現に高齢者の方々のテストは右肩上がりが続いています。そんな中、スクワットをしている人は、とても多いと感じています。初めてお会いするお客様でも、スクワットはしているという方が多いです。
しかしスクワットをしているだけで、一生歩けるほど、現代の寿命は短くありません。人生100年時代というくらいですから、もう少し工夫しないと、自由な生活は送ることが難しいです。
では、何をすることで、一生歩ける体に近づけるのか
太ももの太さが40代レベルでも歩けない
80代男性で、太ももの太さが40代くらいの基準の方がいらっしゃいました。しかし、この方は自立して歩行することは難しい状況でした。筋肉の量は標準以上です。
筋肉の量、筋力だけでは、歩くことはできないのです。
運動神経を維持する
スクワットでは、主に下半身の筋力が鍛えられます。しかし、人間は筋力だけで歩行しているのではありません。
転ばないようにバランスをとったり、周りに危険なものがないか確認したり、歩行の妨げになる対象までの距離を測ったり、道路の状況を確認し、それに合わせて足の置き場、置き方を変えたりして歩行しています。
今あげたものは、いわゆる運動神経のようなものです。筋力だけでなく、感覚を鍛えることも、歩く上では重要です。
繋がりを持たせる
筋肉などは連動して動いています。筋肉が単体で動くことはありません。他の筋肉が必ず補助したり、拮抗したりしています。この連動して動くということをしっかり身につけておく事も重要です。
先ほどご紹介した80代の男性は、この連動を意識したトレーニングで歩行がスムーズになりました。