こんにちは
シニア・高齢者トレーニングの瀧田です
新年明けましておめでとうございます。本日の投稿が初投稿になります。今年もより多くの人へ、元気に幸せに過ごせる身体づくりを届ける努力をしたいと思います。
自信を取り戻すトレーニング!BDNFを増やそう!
今回は「自信を取り戻すトレーニング」をテーマに書こうと思います。私は今までに多くのシニア高齢者のトレーニングをしてきました。そんな中で日々、表情が変わる人、元気になる人、自信を取り戻す人を見てきました。
これほどにも、変わるものなんだと毎年驚くことがあります。
筋力向上だけでなく、まずは身体の動かし方、自体を思い出すことから始めます。それだけでも表情が変わるものです。
動くことで気持ちが変わる
身体の動かし方を思い出すだけでも、気持ちが変わります。トレーニングをご一緒させて頂くと「もう、自分はダメだと思っていました。」とお話しされる方が少なくありません。
表面には出さなくても、諦めている方が多いです。しかし殆どの方が、まだ可能性があるのです。
身体の使い方を思い出して、少しでも動けるようになると可能性を感じて頂けると、見違えるように顔色が良くなったり、表情が変わります。
BDNFを増やす
少し小難しいことを言えば運動をすることでBDNFを増やすことが出来ます。以前にも脳由来神経栄養因子BDNF(認知症予防運動)という投稿をしましたが、BDNFは記憶力に関わります。睡眠不足やアルコールの摂取、不摂生などをしているとBDNFの量が減ってしまいます。
適切な運動を行えばBDNFを増やして、記憶力や理解力を改善することが出来ます。
記憶力と理解力の向上
最後に私が行ったパーソナルトレーニングでの一例です。
記憶力や理解力。つまり物覚えや人が言っていることは聞こえているが頭に入ってこない状態であると訴えていて80代男性のトレーニングをしていました。
記憶力の低下や理解力の低下は、トレーニングをご一緒させて頂ければ分かります。会話の中だけでなく、運動の動作にもパターンとして現れます。それが分かれば、そこへアプローチする運動等を行うことで改善の見込みがあります。
この男性の場合、呼吸筋のコントロールから入り、簡単なリズム体操、脚の筋肉に感覚を集める練習などをしました。
これだけでもトレーニングを終えた時には、会話がスムーズになっていました。適当に散歩をしたり体操をするのも悪くありませんが、適切にアプローチをすれば効率的に改善するのは間違いないと考えています。